DEATH「死」とは何か

著者-シェリー・ケーガン 文響社

《目次》
第1講 「死」について考える
第2講 二元論と物理主義
第3講 「魂」は存在するか?
第4講 デカルトの主張
第5講 「魂の不滅性」についてのプラトンの見解
第6講 「人格の同一性」
第7講 魂説、身体説、人格説ーどの説を選ぶか?
第8講 死の本質
第9講 当事者意識と孤独感
第10講 死はなぜ悪いのか
第11講 不死ー可能だとしたら、あなたは手に入れたいか?
第12講 死が教える「人生の価値」の測り方
第13講 私たちが死ぬまでに考えておくべき「死」にまつわる6つの問題
第14講 死に直面しながら生きる
第15講 自殺
死についての最終講義 これからを生きる君たちへ

《内容》
多くの人は死について避けようとする。恐れているから、無意識に考えないようにしている。シェリー先生にすれば、やみくも恐れることは間違いだという。
「魂」が存在するか?魂は存在すると信じているか信じないかは意見が分かれると思う。シェリー先生は魂を信じていないそうだ。
ただ、信じているか信じないかはあまり重要ではないという。
「死は必ず訪れる」その現実を「自分なりに考える」ことが重要であり本書の目的だと書いている。
死の本質について「死がなぜ悪いのか?」を考える。
また、死について考えた上で「どう生きるのか」がテーマの本となっている。

https://bunkyosha.com/books/9784866510774/article/1